テネモスminiBOOK『テネモスキッチン分かち合いノート』より ーはじめに

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― 目 次 ―

はじめに          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
●たったひとつの法則へ
・・・見えないエネルギーという視点  ・・・・・・・・・・・ 2

●まずは体験してみよう      ・・・・・・・・・・・・・・ 4
(1)焼き塩って何   ・・・・・・・・・・・・・・ 4
(2)エネルギーを引き込むイメージ  ・・・・・・ 5
(3)このパウダーなんでしょうか   ・・・・・・ 6
(4)焼き塩水にレモンを入れてみよう   ・・・ 7
(5)目で見る微生物培養     ・・・・・・・・・ 8

●イタリアンダイニング「柊」
岩澤和周オーナーの分かち合い  ・・・・・・・・・・・・・・ 10

●万能調味料をつくってみましょう ・・・・・・・・・・・・・・ 12

●分かち合いの声から   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

●アグアドリンクびっくり体験   ・・・・・・・・・・・・・・ 14

●お料理から、エネルギー視点を磨いちゃうの巻き ・・・・・ 16

●元気、ワープ、時間の短縮、促進とは  ・・・・・・・・・・ 18

●美しさの理由  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23

ビーフシチューが出来ましたよ!(あとがきにかえて)  ・・・・・ 24

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●はじめに

「いらっしゃいませ」
「どうぞ、こちらのお席へ。ただいまウェルカムドリンクを、お持ちしますね」

ここは、テネモスキッチン分かち合い会会場。
テネモスランドの一角にあるキッチンスタジオにて、開催しています。

ひとつのテーブルを囲んで、美味しいデザートとお飲み物。
そこには、たったひとつの約束事。それは、

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どんな現象にも、
自然界のたったひとつのメカニズムが働いているという視点
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で時間を過ごす、ということです。

毎回、ご参加される方々との醗酵が始まります。
醗酵。一口にいっても奥が深いですね。人間の発酵は、意識の進化、熟成。

「安心は、どこにあるのでしょう?」
それは、たったひとつのメカニズムから観る選択から生まれてきます。
なぜか・・・すべてに応用力が生まれてくるからなんですね。

それでは、これよりテネモスキッチン分かち合い会、
ご一緒してまいりましょう。


テネモスキッチン分かち合い会実行委員会 一同


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●たったひとつの法則へ・・・目に見えない、エネルギーという視点

それでは早速、テネモスキッチンの教科書にしている書籍
『自然が教える農業のお手本』(飯島秀行著)より、
「たったひとつの観方」共有からはじめます。

――抜粋ここから――

・・・(前略)・・・何故、物質が吸引化しないのか、と言うと、

物質の内気圧が、その物質が置かれている周りの外気圧より、物質の内気圧が低いからです。
物質の内気圧より、外気圧が高い差の分だけ、エネルギーがその物質に引き込められないのです。
その結果、その物質は、崩壊の道をたどるのです。

この現象をエネルギーの放出化、エネルギーの放出サイクルと言います。

吸引サイクルとは、これと全く反対の現象を指します。

物質を維持するには、その物質が置かれている周りの外気圧より、
その物質の内気圧が高くなければならない、と言う事です。

人間と言う物質から一瞬にエネルギーが抜けた状態を、即死、と言いますが、
肉体物質の内気圧が徐々に下がって、
外気圧との差が縮まって行く状態を、病気、と言います。

病気にかかった、と言う事は、エネルギーが低下して来た、と言う事と同じ事なのです。

人間の病気、畑の連絡障害、水質汚染、大気汚染、どんな障害物質も、エネルギー不足なのです。

エネルギーを補充すれば、元のナチュラル(自然)に戻ると言う事です。


――抜粋ここまで――

(『自然が教える農業のお手本』飯島秀行著 より)


今日ご一緒したい、「たったひとつの観方」とは、これだけです。

内圧(振動圧)>外圧(振動圧)の時、エネルギーは内側へ注ぐ。

お野菜が冷蔵庫ですぐしなびたり、
溶けちゃったり元気のない状態のもの、
水や空気のよごれ・お肌のよごれ・・・

シミも、エネルギーの放出の状態・サイクルという観方をしています。

その反対が、エネルギーの流れ込む状態・サイクル。

お料理でいうと、

放出する状態=腐敗系、流れ込む状態=発酵系

という言い方もしています。

「発酵していると、腐らない」というのは、
味噌、梅干し・・・普段私たちがすでに体験している出来事そのものです。

なぜ、腐らないのか?

それは、エネルギーが注がれているからですね。

言い方を変えると、振動を引き込んでいるからです。

 どのようにして?

 内圧振動を自ら作り出している。

もっと詳しく言うと、

「内圧振動を、まわりの大気の振動よりも、より細かく作り出している」のです。

「そんなこと、教科書に書かれていないよ。本当なの?」と、思われましたか。

そうですよね。唐突に言われたら、信じがたいことだと思います。

でも、ここでお伝えしているのは、すべて、実体験からのお話です。



エネルギーの注ぐ条件を整えてあげれば、おのずと解決・変化を起こすことができます。
仮に、たった今、この瞬間、思った変化を起こすことができなくても、
条件が、うまく作れなかったのだな、と見ると、次の工夫のしどころが見えてきます。

このとき、たったひとつのメカニズムから見ず、
方法や、道具に力があるとみててしまうと、
その方法や、道具が使えない時、必ず不安に陥ってしまいます。

常に、たったひとつのメカニズムが在る。

その観方からは、創意工夫の楽しみが、
常にセットで持ち合わせている状態が生まれてきます。


「安心と不安どちらが欲しいですか?」

「すべてに応用できる方法と、限定的な方法、どちらをお求めですか」

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テネモスminiBOOK『テネモスキッチン分かち合いノート』より抜粋